ヒント配置の美しさ その2
第7話
前回から、ヒント配置の美しさという視点でナンプレを紹介しています。
前回では、ヒントマスの位置にこだわった問題を取り上げました。
今回お見せするのはさらに一歩進んで、数字の並びにまでこだわった問題です。
はじめに紹介するのは、一目見ればわかる斜めに連番がズラリと並んだ問題です。
ここまでヒントの並びにこだわると、ほとんど自由度がないので難易度にまで気を配ることはできません。
「作る」というよりも「探す」という感じです。
この問題はナンプレ検定でいうと上級レベルに相当しますが、序盤から上級のテクニックを必要とします。
【問題1】
次にお見せするのは、見ただけではどこにこだわりがあるのかわからない問題です。
まずは解いてみてください。こちらは中級レベルです。解けたら、グレーのブロックに着目してください。
【問題2】
さて、解けたでしょうか。
解いた方はわかると思いますが、書き込まれた数字によってきれいな並びが現れます。あらかじめ見えている数字ではなく、解いた後に見えてくるあぶり出しの手法です。
いかがだったでしょうか。次回もまた変わったナンプレを取り上げたいと思います。お楽しみに。
【問題の解答】
(このコラムは、ナンプレ館Vol.41に掲載されたものです)