ペアになる数字を見つけよう!
第4話
上級の問題では、1種類の数字だけに注目しても解けないことがあります。
ここでは2つの数字を同時に見る必要があるペア系のテクニックについて説明します。
【図A】
図Aは1つのブロックの中にペアが発生する例です。左上ブロックでは二か所ある☆のどちらかに1と7が入ります。どちらが1でどちらが7かはわかりませんが、☆に他の数字が入ることはありません。
このように候補をしぼることで、1つの数字だけを見ていては進まない場面を打開できることがあります。
【図B】
図Bは列の中にペアが発生する例です。このとき☆に入るのは6か8のどちらかになります。
ブロックの場合と基本的な考え方は同じですが、列の方がより広い範囲を見る必要があるので、見つけにくいという人が多いかと思います。
それでは、ペアのテクニックを使う問題を解いてみましょう。灰色マスにペアが発生します。
【練習問題】
どうだったでしょうか。
上級問題で行きづまったら、ペアがないかさがしてみましょう。ペアが見つけられるようになると、いろんな問題が解けるようになります。
【練習問題の解答】
(このコラムは、ナンプレ館Vol.38に掲載されたものです)