見えない数字を見よう!
第3話
3級以上の問題では、これまでの問題と違って「見えている数字」だけを追っても解けないことがあります。
【図A】
例えば、図Aのような状況だったとしましょう。このとき左ブロックで3が入れられるのは、二か所ある☆のどちらかです。
このどちらに3が入ったとしても、その右の×が書かれたところには3は入りません。
このように「見えない数字」をイメージすることで、手が進むことがあります。
【図B】
この考え方には別のバリエーションもあります。
今度は図Bのような状況だったとしましょう。
このとき一番上の列で3が入れられるのは、三か所ある☆のいずれかです。
このどこに3が入ったとしても、同じブロックの×が書かれたところには3は入りません。
それでは、ここまで説明してきた2つのテクニックを使う問題を解いてみましょう。
【練習問題】
どうだったでしょうか。
最初はどこを見ればいいのかわからないかもしれません。慣れると自然に数字が見えてくるようになります。
見えない数字をレーザービームのように張り巡らせて範囲を絞り込んでいくのは快感で、個人的に一番好きなテクニックです。
【練習問題の解答】
(このコラムは、ナンプレ館Vol.37に掲載されたものです)