【第20回】最小ヒント数のナンプレ

【前回】特訓!マスに注目するテクニック

最小ヒント数のナンプレ

つい最近、パズル作家仲間のとん氏が、16×16のナンプレでヒント数がとても少ないものを発見しました。彼の許可がもらえたので当コーナーで紹介します。

9×9の場合では、最も少ないヒント数は17個であることが知られています。
ヒント数16個以下の問題は解が一つに定まらないということが数年前ついに証明され、ちょっとしたニュースになりました。
以下にヒント数17個の問題の一例を示します。
ヒントが少ないと難しそうですが、本誌のナンプレ検定問題でいうと3級くらいのレベルです。

≪問題1≫

一方、16×16のナンプレでは、どこまでヒントを減らせるかはまだわかっていません。現在わかっている最少ヒント数55個のものが、今回発見された次の問題です。
48ページのQ113と見比べてもらうと、ヒントの少なさが実感できるかと思います。

≪問題1≫

こちらはけっこう難しく、解くにはかなりの根気が必要なようです。かくいう私もまだ解けていません。この号が発売される頃には解けているでしょうか…。

≪解答1≫

≪解答2≫


このコラムは、ナンプレ館Vol.55に掲載されたものです。

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