前回、前々回とナンプレの兄弟分に当たるパズルを紹介してきました。
今回は、ナンプレの基本ルールである「各列に１からはじまる数字をひとつずつ入れる」に新たなルールを追加したパズルを紹介していきます。
今回は姉妹誌『ナンプレ館ＧＯＬＤ』で連載されていた「世界おもしろナンプレ」から、オリジナルのパズルをふたつ取り上げます。
ひとつめは「２ＷＡＹナンプレ」です。
＜ルール＞
タテ・ヨコの各列に１～６の数字がひとつずつ入ります。
２マスの間に書かれた数字は、そのどちらかのマスに入ります。
【問題１】
解けたでしょうか。どこから手を付ければいいかわからない人は、まず最上段の「３」に注目してみましょう。この左右どちらかのマスに３が入ります。左側の列にはすでに３が入っているので、右側に入ることがわかります。するとその下に６が入ることもヒントからわかります。この要領で解き進めてください。
もうひとつは「プラスナンプレ」です。
＜ルール＞
タテ・ヨコの各列に１～６の数字がひとつずつ入ります。
矢印の数字はその両側に入る数字の差を表し、頭の方に大きい数字が入ります。
【問題２】
隣りあう２つの数字の関係性を表すヒントを用いたパズルには、本誌にも掲載されている、和を使った「タシマスナンプレ」などがあります。
プラスナンプレでは、となりあう数字の差を使っています。
差が大きいところでは数字の組み合わせが限られてくるので、そこが手がかりになります。
【問題１の解答】
【問題２の解答】
このコラムは、ナンプレ館Vol.46に掲載されたものです。
