【第6回】ヒント配置の美しさ その1

【前回】もっと知りたい上級テクニック

前回までは、ナンプレを解くためのいろいろなテクニックを紹介してきました。
しかし、ナンプレの見どころは単に解いて楽しむことだけではありません。プロが作るナンプレは見た目にも工夫がこらされています。
ナンプレにあらかじめヒントとして置かれている数字は、きれいに見えるように点対称や線対称になっていることが多いです。また、数字によって記号や絵が描かれているといった、遊びのある問題もあります。

では早速、ヒントの配置が絵になっている問題を作ってみました。
【問題1】はある果物を表しています。さて何でしょうか?わかりにくい場合は、本を少し離して目を細めて見ると良いかもしれません。

【問題1】


正解はブドウでした。ブドウの粒を2×2の数字のかたまりで表現してみました。伝わったでしょうか。
続いてもう1問、こちらも秋の味覚です。1つの実だけだと小さいので、2つ並べてみました。

【問題2】


正解はクリです。わかっていただけたでしょうか。
これまで、いきなり解いていたという方も、解く前に一度盤面を眺めてみるとまた違ったナンプレの魅力が発見できるかもしれませんね。

【問題の解答】



このコラムは、ナンプレ館Vol.40に掲載されたものです。

【次回】ヒント配置の美しさ その2

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