【第17回】ナンプレのヒント

【前回】表と裏の考え方

ナンプレを解いていると、詰まってしまって先に進めないことがあります。
しかし、すぐに答えを見てしまうのはちょっと……。そんなとき、あったら役に立つのがヒントです。
巷ではヒントが付けられたナンプレ誌もいくつか出ています。調べてみると、それぞれに考えられた独自の形式のヒントが使われているようです。
しかし、中にはどう使っていいかよくわからないヒントもあり、もっと工夫する余地があると思いました。
そこで、自分だったらこんなヒントが欲しいと思うものを形にしてみました。


【問題】

≪ヒントA≫

≪ヒントB≫


ひとつの問題に対して2種類のヒントを使います。

≪ヒントA≫は、どの順番に数字が決まるかを表す”ステップ数”です。
「1」と書かれているマスは、最初に入っている数字だけで入る数字が決まるところです。「ステップ1」を埋め終えると「ステップ2」のマスがすべて決まるようになり、以降「3」、「4」…と順に解けていきます。同じステップ数のマスであれば、どこからでも解き進められるようになっています。
一方、≪ヒントB≫ではそのマスに入る数字がどう決まるかを記号で表しています。

これだけではピンとこない方は、『ナンプレ館』4ページの「解き方」に記載されている「基本編」の説明を参照にしてください。

数字を書き込む手が止まったら、≪ヒントA≫からまだ埋まっていない小さなステップ数のマスを見つけ、次に≪ヒントB≫でどう決まるかをチェックしてみましょう。ヒントなんかなくても解けるという方も、新たな解き方を発見できたりして面白いですよ。


【問題の解答】


このコラムは、ナンプレ館Vol.52に掲載されたものです。

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